2021年11月5日金曜日

帰省と「よそ者感」

 こんにちは、アルバイトのサカネです。
少し遅くなりましたが、夏休みの振り返りをします。暑かった頃の写真で、気分を温めていただけると嬉しいです!

諸対策と検査をしっかりして、1年半ぶりに地元の愛媛に帰省しました。



松山空港といえば、蛇口から出たポンジュースがコップのタワーに降り注いでいるモニュメント(?)が有名なのに…撮るのを忘れてみかんアイスに夢中でした。
ネイルをみかん色にして行ったら、色がぴったりでテンションが上がりました!



実家でゆっくりした後、折角なのでドライブに行きました。しまなみ海道がとても綺麗です。運転より景色を見る方が好きなので、帰りは結局父に任せてしまいました…

懐かしいものや人に触れながら、感じていたことがあります。

18年間ここで育って、関東に出て来た時は、周囲の人も物事も自分の価値観と違うことが多すぎて自分はよそ者だなと思ったり、ちょっとしたストレスをよく感じたりしました。

しかし戻ってきたとき、今度は愛媛でも、自分はよそから来た人みたいだ、自分の感覚が変わってしまったんだなと思う瞬間が多くありました。
うまく言語化しづらいですが、皆様はどこにも自分の完璧なホームがない感覚に襲われたことはあるでしょうか?懐かしい景色はあるし懐かしい人もいるのに、なぜかそこにいる自分にしっくりこないことにへこむのは、帰省あるあるでしょうか。

しかしこれは単に後ろ向きな話ではありません!
この「よそ者感」をポジティブに利用しようと思い立ち、帰省終了間際に観光客気分で道後の温泉街に行ってみました。



松山市駅から、路面電車で向かいます!
全国的には路面電車が珍しいものだと最近知りました(神奈川で有名な江ノ電は正確には路面電車ではないそうです)。



道後温泉駅です!スターバックスが溶け込んでいます。いつ見ても景観保護が行き届いているのには感動します。



道後商店街を歩いたり鯛めしを食べたりしていると、しっくりこない感覚よりむしろただただ楽しくて、
数年前は完全に自分の生活圏としか認識できなかった町を、ようやく息抜きの観光地にもすることができました。

あまりにホームすぎると見えない魅力があって、「よそ者感」はこの見えなかった魅力を見せてくれるのだと結論づけました。

次の帰省がいつになるか分かりませんが、今度は懐かしい安心感と、心地いいよそ者感の両方を楽しむ気持ちで帰れたらなあと思います。

そして今いる神奈川も、今の私の価値観を作ってくれた、大切な場所のひとつです。
どんな場所の価値観も吸収して成長しようと思った帰省でした。

それではみなさま、ご体調に気をつけて良い週末をお過ごしください。

0 件のコメント:

コメントを投稿